泌尿器科手術
  • 泌尿器科では、尿路系(おしっこの通り道)の臓器のみならず、男性生殖器を扱っています。内科的治療から外科的治療までを包括的にカバーしております
  • 岡山大学泌尿器科では、全国でも先駆けて平成22年10月にダ・ビンチよるロボット支援下前立腺全摘除術を開始し、2019年12月までに約940例施行しています。
    腎癌に対する腎部分切除術は平成24年より開始、平成26年には全国10施設にて行った先進医療B「腎癌に対するダ・ビンチ手術システムを用いたロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術」に参加しました。2019年12月までに約180例施行、この症例数は西日本トップクラスです。
    2018年からは浸潤性膀胱癌に対するロボット支援下膀胱全摘除術を開始し2019年からは体腔内尿路変向(おなかの中で尿路変向を行う手術方法です)を行っています。これにより入院期間が約1か月程度から約20日程度に短縮しています。現在、年間25~30例程度の施行しており、この症例数も西日本トップクラスとなっています。
    2012年に岡山大学泌尿器科で本邦第一例目を行ったロボット支援腎盂形成術が2020年4月より保険収載されました。今後、中四国を中心に多くの患者さんが来院されることが予想されます。あわせて2020年4月より仙骨膣固定術が保険収載され、すでに当院にて開始しています。
    岡山大学泌尿器はロボット手術の豊富な経験を有し、現在保険収載されている泌尿器科領域のロボット手術のすべてが行える全国有数の施設です。
  • 手術支援ロボット“ダ ヴィンチ”による泌尿器科手術
  • ロボットによる泌尿器科手術の症例数