岡山大学病院 低侵襲治療センター

トレーニング

内視鏡外科手術は,開腹手術よりも低侵襲で患者にやさしい手術として普及していますが、2次元モニターに映された術野画面を見ながら行う手術であるため、独特の感覚・技術の習得が必要で、手術前段階でのトレーニング必須とされています。

 各種の臨床前トレーニングが提唱される中で、トレーニングボックスなどのドライラボを用いた結紮・縫合の練習が、内視鏡外科で特徴的な①2次元のビデオモニター像下での立体感覚の習得、②hand-eye coordinationや両手の協調運動の習得に最も効果的であることが実証されつつあり、そのことは、日本内視鏡外科学会の技術認定医審査で結紮・縫合操作の提示が必須項目となったことからもコンセンサスが得られたものと思われます。

 岡山大学低侵襲治療センターでは、自由に使用できるトレーニング室を有し、エルゴノミクスに優れた高解像度モニターを見ながら、実際に手術で使用する鉗子や縫合糸を用いて縫合・結紮などのトレーニングを行えるトレーニングボックス(Endowork-ProⅡ)を2台備えています。また、最新式のバーチャルリアリティ内視鏡手術トレーニングシミュレータ(LapVR)も使用可能であり、スコープ操作や鉗子操作などの基礎的手技から胆嚢摘出術などの実際の手術まで体験することが可能です。内視鏡外科手術のスキルアップ、ひいては安全な手術遂行のために、是非、マナーを守ってご活用ください。

 

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