岡山大学病院 低侵襲治療センター

肝胆膵チーム

肝胆膵外科領域では、従来より腹腔鏡下胆嚢摘出術や腹腔鏡下脾臓摘出術は各施設で広く行われてきましたが、悪性疾患を対象とした腹腔鏡下肝切除・膵切除はほとんど行われてきませんでした。

しかしながら、近年肝臓外科手術や膵臓外科手術で用いられている手術器機が次々と腹腔鏡下用に開発され、より安全性の高い手術を行うことが可能となってきており各施設でも徐々に腹腔鏡下肝切除や腹腔鏡下膵切除が行われるようになってきました。当初はこれらの手術は先進医療として特定施設で行われてきましたが、2010年4月には腹腔鏡下肝部分切除術・外側区域切除術が、2012年4月には腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除が保険収載されるに至りました。

岡山大学病院肝胆膵外科では従来から多数の肝胆膵悪性疾患に対する手術や脳死・生体肝移植治療を行ってきましたが、低侵襲治療センター開設に伴い、肝疾患・膵疾患の患者さんに対する腹腔鏡下手術にも積極的に取り組み始めています。

腹腔鏡下肝切除

現時点における、腹腔鏡下肝切除の適応は、

としていますが、肝葉切除を行う場合にも、肝の脱転操作を腹腔鏡下に行い、開腹した正中創部から肝切離を行う、いわゆる腹腔鏡補助下肝切除術にも取り組んでいます。

腹腔鏡下膵切除

現時点における、腹腔鏡膵肝切除の適応は、

としています。

肝胆膵外科領域に対する手術は複雑なものが多く、もちろん全ての手術を腹腔鏡下に行うことはできません。しかしながら患者さんにとってメリットも多い腹腔鏡手術に適応を厳重に検討しながら積極的に取り組んでいく予定です。

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